森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

山猫のつぶやき

詩と出会う 詩と生きる

八月もあと一日。夏休みが終わります。新型コロナの影響で新学期の始まりがイレギュラーになっている地域もあると思いますが、神戸では九月一日から新学期がスタートします。 さて、夏休み最後の一日、気になるのは夏休みの宿題です。わたしのこの夏の目標は…

限界線

8月8日に退院報告の記事をアップして、「明日以降ぼちぼちと皆さんのブログを訪問させていただきます。これからもどうぞよろしくお付き合いくださいますように。」なんてことを書いたのに、全然ダメでした。立ったり座ったりすると手術部位のあたりにじわ…

入院十二日目、退院しました。

本日退院しました。十二日間の入院生活でした。 手術痕の痛みは直接手で触れなければ何も感じなくなりました。かゆみも治っています。傷痕は皮膚表面を縫合する代わりにダーマボンドというボンドで傷を接着して閉じています。ボンドは時間が経てば自然に剥が…

入院十一日目、最後の夜

入院生活十一日目です。 この病棟では消灯時刻は22時と決まっています。看護師さんが病室をまわって照明を消していかれます。起床時刻(点灯時刻というのかな?)は決まってないようです。だいたい朝6時頃からみなさん活動を始められていますが、いつの間に…

入院十日目、手術までの経緯

入院生活十日目になりました。八日目に管が全部抜けてからの昨日と今日は、わたしの場合、入院患者として受けないといけない治療は何もありませんでした。 「起床→検温→朝食→主治医の先生の回診→検温→昼食→シャワー→主治医の先生の回診→夕食→検温→消灯(10時…

入院九日目

入院生活九日目になりました。連日猛暑とのこと、お見舞い申し上げます。わたしの体に付けられていた管が、昨日すべて抜けてしまいました。最後まで残っていたのは尿の管でした。点滴の針が抜けたあとの傷や痛みは数日あればすっかり消えてしまいますが、尿…

入院八日目、今日で管がすべて抜けました。

6時。目が覚めました。すでにセミの声が聞こえていました。空が見たくて面会室まで散歩。今日は快晴です。窓側のベッドならこの景色がベッドに寝転んだまま見ることができるのです…… 病室に戻り、自分のベッドに横になりました。2方向が壁で、残りの2方向…

入院七日目、検査も点滴もない一日

目が覚めて時刻を確かめると午前6時を過ぎていました。びっくりです。昨夜寝たのは23時半くらいでした。夜間一度も目を覚まさずに、こんなにぐっすり眠れたのは久しぶりです。いえ、病院が居心地が良いというわけではなくて、尿の管のせい、というか、お陰…

入院六日目、普通食とシャワー解禁(^_^)

窓側ベッドに入院されていた先輩患者さんが二人とも退院されました。けれど、廊下側のベッドを使っているわたしに日当たり良好物件への引っ越しのお誘いはなく、昼前、新しい患者さんがそちらに入居されました。 終日遠くから蝉の声が響いてきていました。今…

入院五日目

窓がないので青空は見えませんが、多分今日一日も、とても天気良かったんでしょうね。昨日の夜から時々ひどく咳き込むことがあって困っています。咳き込むと手術痕が痛みます。マスクをつけていれば加湿効果で治るかと思いましたが、ダメでした。家から咳止…

入院四日目かな?

こんにちは。お騒がせしています(^_^; いろいろご心配いただきありがとうございます。手術は無事終わりました。 手術は9時過ぎから14時過ぎまで約5時間の予定でした。手術台に横になり、酸素マスクをつけられて麻酔が入ってくるのを感じると、頭がぼんやり…

入院二日目、手術の朝

夜間何度かトイレに立つ。なかなか時計が進まない。 少し眠ったと思ったら、隣の患者さんのところにやってきたナースさんの気配で5時に目が覚めた。病院の朝は早い。というか、病院は眠らない。遅くまでブログを書いてたのであまり眠れてないが、今日は麻酔…

入院初日

10時半に受付を済ませ11時入室。今回は4人部屋廊下側のベッド。 新型コロナ対策のため家族の付き添いはナースステーションまで。入退院と手術の日以外は面会もできない。次の日曜日に見舞いに行くよ。子供たちはそう言ってくれたが、しばらく会えそうにない…

Tsundoku ~読まない読書もある~

読まないままに放っている本が、自室の本棚に百冊はある。いや、ひょっとしたら数百冊を優に超えている。机の上にも平積みで何十冊かある。なのに、書店で興味を惹かれるタイトルの本を見つけると、それを手にレジに並んでしまう。メルカリの「購入画面に進…

こころはきっとわたしの身体の外にある

「死」について、猫も考えていますよね。きっと、絶対。いえ、考えてなくても、感じているはずですよね。ずっと傍で暮らしていた猫の匂いやモフモフや足音や鳴き声や寄り添ったときの身体の温かさを。それらを感じられなくなったときの寂しさを。 花は陽の当…

白猫🐾さんのこと、繋がっているということ

アガパンサスの花を見ると思い出す人がいます。と言っても、色っぽいお話じゃないです。 久しぶりに書きます。というか、久しぶりにブログを書きます。毎日何かしら文章は書いていますが、はてなブログを書くのにはパワーがいるので、ブログ用のパソコンをし…

明けない夜もある

明けない夜はない 座右の銘を訊かれると、いつもこの言葉を応えてきました。どんなに辛い状況であっても、延々とそれが続くことはない。いつかきっと穏やかな朝を迎えることができるはず。辛い状況を乗り切れるヒントをそのうち思いつくかもしれないし、自分…

第一の人生の終わり方

同じ朝、同じ昼、同じ夜。仕事を終えて帰宅して、何はともあれ、まずお風呂。夜はのんびり食べて飲む。家族みんなが揃うのは夕飯の時くらい。少し話して、少し聞く。子供らは数回ご飯をお代わりし、それでもすぐに食べ終わり、部屋へ戻って誰かとゲーム。わ…

定年を迎えました(^^;

わたし山猫は令和3年3月末日をもって定年を迎えました。 3月31日は最後に退職辞令(だったかな?)を受け取って職場を出ました。あれこれ挨拶を交わすのが性に合わないので、わたしは目立たないように視線を下げて職場を辞しました。何気なく退勤のタイ…

震災通信(阪神淡路大震災体験記) あとがき

happy-ok3(https://happy-ok3.com/) さんから、 「阪神・淡路大震災から26年が過ぎ、27年目に入りました。でも、風化させてはいけないと思います。」 と『震災通信』最終回の記事にコメントをいただきました。 風化させないこと、、、わたしたちにとって一番…

震災通信(阪神淡路大震災体験記)後記 5/5

* 『震災通信』の連載中につぶやいたこと、思ったこと。Twitterから引用します。 2021年1月18日、この日の朝も冷えました。寒いけど朝焼けはきれいです。寒くなればなるほど美しくなります。駅までの尾根筋を下る通勤の途中、欠かさずこの場所から東…

ノンフィクション、、、現実と日常と実話との方に「ノン」がついてます **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート31

現実と非現実、日常と非日常、ノンフィクションとフィクション。実話と創作───並べてみると、現実と日常と実話との方に「ノン」がついてますね ^_^ 現実と非現実、日常と非日常、ノンフィクションとフィクション。実話と創作。並べてみると、現実と日常と実…

コロナ禍の墓参。 **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート30

わたしの父は56歳で亡くなりました。脳腫瘍でした。亡くなる2年前に病気が分かり手術をしましたが、1年後に再発、その後、回復することなく逝きました。父が亡くなった当時わたしは28歳、孫の顔どころか、わたしの奥さんの顔も見てもらえないままの別…

満月の夜の雪 **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート29

去年の暮れのこと、神戸の街に雪が降りました。しんしん降った雪はうっすら積もりました。満月の夜でした。 満月の夜の雪。梢の葉に積もりました。積もった雪を月明かりは溶かせたでしょうか。 12月の満月をネイティブインディアンの人たちは「コールドム…

幸せの定員 (創作小説)  ***はじめに***

長らくぶりの更新です。 ご無沙汰しています。 前回、記事を投稿したのが7月の初めでした。 猛暑の夏はとうに過ぎ、季節はすっかり秋です、、、 と、二か月ほど前に書き始めましたが、何度か書き直しているうちに、もう冬です。 お変わりなくお過ごしでしょ…

ブロガーバトン繋ぎます

6月20日、たよらこ (id:tayorako)さんからブロガーバトンを受け取りました。 たよらこさんは、花咲き誇るお庭のことやお料理のこと、子育てや教育のことなどを話題にした複数のブログを運営されていらっしゃいます。 ときどき書かれるブログ作成やメンテ…

コロナ禍の最中で誠実であり続けるということ **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート28

6月1日から神戸では学校が再開します。 しばらくは分散登校ということで、週に何日かだけの登校になります。 と、5月のうちに書き始めましたが、いつものように書いてはやめ、読み返して書き直し、また少し書いてやめ、また読み返して書き直し、、、を繰…

新月の夜に夢を声に出して明らかにするとその夢は叶うらしい。

少し前のことです。 夢を見ました。 普段あまり夢を見る方じゃないです。 夢の中の出来事は詳細が分からないことが多いのです。 ですので、事情は忘れてしまいましたが、一通の封筒が机の上に置いてあって、それをひっくり返すと中から500円玉が一つと10円玉…

学校が大好きなあなたたちへ

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。 あっという間に過ぎてしまう3学期のことを、学校の先生はよくこんなふうに表現します。 いつもは逃げ足が速い2月ですが、今年は閏年、29日までありました。 ですから、例年より1日長い3学期になるはずでした。…

後回しと遠回りと。

いつか向き合わないといけないのに後回しにしている。 忘れたわけじゃないからずっと心の隅に引っかかっている。 夢に見たりすることもある。 もう時間がなくなってて、間に合いそうになくて、焦りだして、でも焦っても急いでも足が前に出なくて、足下を見る…