森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

随想

幸せの定員 (創作小説)  ***+9.5*** 

幸せの定員(創作小説) ***+9.5*** 創作小説『幸せの定員』は次回の「+10章」で終わります。連載形式にしたためかえって読みづらくなってしまったとしたら、ごめんなさい(^_^; 今回は小説がまだ終わってないのに「あとがき」を先に書く、みたい…

幸せの定員 (創作小説)  ***+6.5*** お金と時間と幸せと

幸せの定員(創作小説) ***6.5*** スマホの「スクリーンタイム」という機能を使うと、毎日のスマホの使用アプリや使用時間が記録されます。その記録は毎週日曜午前9時に週間レポートとして届けられ、「画面を見ている時間は先週から〇%増えました…

幸せの定員 (創作小説)  ***-0.5*** 貧乏な人とは、少ししか持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ

幸せの定員(創作小説) ***-0.5*** 検査入院をする母に付き添ったときのことです。検査入院ですから、どこか体調が悪いわけではなくて、検査後を安静に保つための入院です。その夜一晩を病室で過ごせば翌朝には退院できます。病室は4人部屋、母の…

幸せの定員 (創作小説)  ***-2.5*** 幸せって「ポンと生まれたシャボン玉」かも知れへんな

幸せの定員(創作小説) ***-2.5*** 幸せってなんだっけなんだっけ♪ 1986年CM キッコーマン ぽん酢しょうゆ 明石家さんま ぽん酢しょうゆのある家さ♪ぽん酢しょうゆはキッコーマン♪ぽん酢しょうゆはキッコーマンキッコーマン♪ と続きます。 30年以…