森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

言葉

猫次郎と亀太郎。猫は平和を感じる。

次男Kの話です。 彼も大の猫好きです。あ、私も。 いろいろ事情があって本物の猫が飼えないので、セブンイレブンのくじ引きで当てたピカチュウのぬいぐるみで代用しています。あ、違った。ピカチュウは猫じゃなかったですね。 どうして猫が好き?と訊くと、…

もしもお金が存在しなかったら やりたいことは何ですか?  ~Alan Wattsの言葉より~

twitterのリンクをたどっていった先にこんな映像を見つけました。 哲学者アラン・ワッツの言葉をマルチクリエイター山下歩さんがツイートされた映像です。 いま人類が聞くべきスピーチ pic.twitter.com/CvqWotra3E — 山下歩 (@ayumu822) July 17, 2017 t.co …

線状降水帯と特殊詐欺とカマキリと。

各地に酷い雨が降った一週間でした。 「ゲリラ豪雨」という言葉が流行語大賞ベスト10に入ったのが2008年だそうです。2013年には気象庁が「警報」のさらに一段階上に「(大雨)特別警報」という区分を設けてその運用を始めました。今回の豪雨では「…

子供のように描く

“この子たちの年齢の頃、私はラファエロのように絵を描くことができた。しかし、子供のように絵を描けるようになるまでは一生かかった。” パブロ・ピカソが子供たちの描いた絵を見て言った言葉だ。 ピカソ83歳のときの作品『顔 No.197』 「子供のように描…

山猫ノート13

「野音」32ページ目からはところどころに書いた日の日付が残っている。 83年12月14日 ・人はたったの一、二分で人生をやり直せる。宮本輝 ・「馬鹿ね。あなたは私にただの通りすがりの人ですか、それとも私の人生にはいって来る方ですかって、聞いてみ…

山猫ノート12

「野音」31ページ。 ・人生を幸福にする為には日常の瑣事を愛さなければならぬ。 芥川龍之介 ・子供というのは、どうして夜はあんなに眠かったのだろう。「寝る子は育つ」というから、育つためによく眠っていたのかも知れない。 向田邦子 ・待ってなくてい…

山猫ノート11 自分自身の図書館を作りたい

*注「野音」28ページ。 日付が書かれている。1983年11月25日。 ・私は人を羞しめ傷つけることは好きではない。人を羞しめ傷つけるに堪えうるだけの自分の拠りどころを持たないのだ。吐くツバは必ず自分へ戻ってくる。私は根底的に弱気で謙虚であっ…

山猫ノート10 川端康成、村上春樹

「野音」27ページ目。このページの前後だけ使った筆記用具が明らかに違う。 「野音」の大半は黒のボールペンで書いているが、このページの前後だけ文字が少し太い。細字のサインペンを使っているはずだ。 使う筆記用具の書き味が良ければ、すらすらと文章…

山猫ノート 9 向田邦子

「野音」26ページ目、死にまつわる言葉を3つ書いている。 ・死に出あうと大人になる。 刑事コロンボ ・もし地球が金でできていたら、人々はひと握りの土のために命を落としただろう。 宝島 ・自分にとっての最大のお祭りであるのに本人が参加していない、…

山猫ノート 8

「野音」22〜25ページ 最初にレナード・ウイバーリーの言葉から、 ・ペンは剣より強いけれども、剣はいついかなる時でも烈しく力強く口をきく。 レナード・ウイバーリーの名前をノートに見つけて思い出した。 「小鼠シリーズ」だ。 そのシリーズのどれか…

山猫ノート 7

運動会、体育会シーズン真っ最中のこの時期、やたらと雨が多い。 この行事ばかりは中止するわけに行かず、日程を変更したり、プログラムを短縮して半日で終わらせたり、といろいろ大変だ。 4年後の東京の天候を今から心配している。 ・わたしが人生を知った…

山猫ノート 6

1983年当時のヒットチャートから Men At Work/Down Under Eurythmics/Sweet Dreams Culture Club/Do You Really Want To Hurt Me Dexy's Midnight Runners/Come on Eileen David Bowie/Let's Dance TOTO/Africa Pretenders/Back On The Chain Gang Styx/…

山猫ノート 5

アリに食べられた焼き肉レタスのその後である。 芽出しした苗(?)はまだたくさん残っていた。それをもう少し育ててから植え替えることにした。 スーパーで売っている卵10個が収納できるプラスティックのパックに土を詰め、それに苗を植え替えて育てた。 …

山猫ノート 4

焼き肉レタス(チシャ、サンチュともいう)を庭の畑に植えた。 この夏、隣家から三度豆の種(三度豆)をもらって蒔いたらそれほど世話をしなくてもすくすく育ち、けっこうな量が採れた。それで味をしめた山猫は今度は焼き肉レタスを種から育てることにした。…

山猫ノート 3

動物園に行ってきた。 平日の園内は思ったより混んでいた。 子供たち。引率の先生。子供を連れたママ。障害者のグループ。高校生くらいの年代のグループもいた。笑顔があふれていた。 象舎の前に子供たちが集まっていた。象が鼻を持ち上げると、子供たちが歓…

山猫ノート 2

『野音』を読み返してみると、「'83 4 4」と最初のページの右肩に書いてある。 そうか、だから始めたのか。思い出した。 83年4月、山猫は肩書を失った。当時はフリーターなどという言葉はまだなかった。が、その月のはじめから、まさにそのフリーターとし…

山猫ノート 1

台風がまた週末の日本列島を襲うようだ。豪雨の頭にゲリラが付き、台風にはスーパーが付き、気候は確実に変わってきている。 山猫は昔、ガリ版でプリントを印刷したことがある。青焼きのコピーで仲間内の会報を作ったこともある。やがて、白く焼ける普通のコ…