森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

熟す実も枯るる葉も同じ枝にあり

サブブログ「飛ぶコタツ」で記事を投稿しました。 最近続けている俳句の記事です。 yamahito.keystoneforest.net よろしければお訪ねください。 よければtwitterものぞいてみてくださいね。山猫 (@keystoneforest) | Twitter 山猫@森の奥へ 似顔絵はバリピ…

それぞれの呼吸で鳴くや虫の宴

今日も俳句のことを書きます。 前回の記事を書いてから、今のところまだ、一日一句を続けられています。ですが、わたしの場合の一日一句は、正味の一句なので、毎日がギリギリです、、、 ところで、山猫の名前でtweetするのはなにか違う気がして、俳句をtwee…

天つかむ手のごと開く芒若し

今日も俳句のことを書きます。 前回の記事に対して、通りすがりのmanaさんからいくつかご指摘やアドバイスをいただきました。添削もしていただきました。 一番びっくりしたのは「上五・中七・下五の間には、特に何か意味があるのでなければ、空白は入れない…

秋彼岸

今夜も俳句についてあれこれ考えています。 一日に一句詠んで、Twitterに毎日投稿したいと思って始めましたが、二日目から挫けてしまいました(^^; けれど、たった十七文字で表現する世界は究極のショートショートのように思えて、ショートショート好きのわた…

深海の底 **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート32

発想を得るという意味で「トリガー」という言葉を使う、と知ったのは、この人が以前に別のお名前で、別のブログで書かれた記事からだったと思います。 今回のトリガーは「深海」でした。 深海からイメージしたのは深海の底。深海の底はすべての水が集まると…

詩と出会う 詩と生きる

八月もあと一日。夏休みが終わります。新型コロナの影響で新学期の始まりがイレギュラーになっている地域もあると思いますが、神戸では九月一日から新学期がスタートします。 さて、夏休み最後の一日、気になるのは夏休みの宿題です。わたしのこの夏の目標は…

限界線

8月8日に退院報告の記事をアップして、「明日以降ぼちぼちと皆さんのブログを訪問させていただきます。これからもどうぞよろしくお付き合いくださいますように。」なんてことを書いたのに、全然ダメでした。立ったり座ったりすると手術部位のあたりにじわ…

入院十二日目、退院しました。

本日退院しました。十二日間の入院生活でした。 手術痕の痛みは直接手で触れなければ何も感じなくなりました。かゆみも治っています。傷痕は皮膚表面を縫合する代わりにダーマボンドというボンドで傷を接着して閉じています。ボンドは時間が経てば自然に剥が…

入院十一日目、最後の夜

入院生活十一日目です。 この病棟では消灯時刻は22時と決まっています。看護師さんが病室をまわって照明を消していかれます。起床時刻(点灯時刻というのかな?)は決まってないようです。だいたい朝6時頃からみなさん活動を始められていますが、いつの間に…

入院十日目、手術までの経緯

入院生活十日目になりました。八日目に管が全部抜けてからの昨日と今日は、わたしの場合、入院患者として受けないといけない治療は何もありませんでした。 「起床→検温→朝食→主治医の先生の回診→検温→昼食→シャワー→主治医の先生の回診→夕食→検温→消灯(10時…