森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

入院五日目

窓がないので青空は見えませんが、多分今日一日も、とても天気良かったんでしょうね。
昨日の夜から時々ひどく咳き込むことがあって困っています。咳き込むと手術痕が痛みます。マスクをつけていれば加湿効果で治るかと思いましたが、ダメでした。
家から咳止めの薬を持ってきてもらって飲みましたが、すぐには効いてきません。咳を我慢しようとして、でも堪えきれずに咳き込んでしまうと、悲鳴のような引きつった声が漏れます。腹部に激痛が走ります。
でも、咳が出る以外は順調に回復していると思います。
今日はTwitterとブログ巡り。長らく訪問していなかった方のところを回りました。

 

今日できるようになったこと。

朝食(薄いトースト2枚、温野菜、オレンジ2切れ)完食できました。

でも、昼と夜のお粥は残しました。

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朝食後、病棟内を点滴スタンドを杖代わりに、一人で散歩できました。

咳止めの薬を持ってきてくれた家族とナースステーション前の廊下で会いました。

そこにはガラス扉があって、病室と面会室とを区切っています。ナースさんには携帯を持っていけばガラス越しに喋れますよ、と教えてもらいましたが、話したいことはLINEで伝えているので持っていきませんでした。

手術痕からの血を抜くためのドレーンを外してもらいました。

細い管状のドレーンは糸でお腹に縫い付けてあったらしくてその糸を切る瞬間だけピリッと痛みが走りました。抜かれる感触は痛くはなかったですが、気持ちの良いものではありませんでした。

今日までは手術痕から出血して溜まった血液を1日に2回くらいそれを使って破棄してもらっていましたが、治ってきたので必要ないという判断なのでしょう。

手術はダヴィンチという内視鏡手術支援ロボットを使って行ったそうです。手術中は眠っていたので、以下はドクターの説明をざっくりまとめます。

ロボットを使ったと言っても、ロボットがドクターに代わって手術してくれるわけではありません。内視鏡にハンドルが装備された小型のロボットを体内に入れて、ドクターは患部を映した画面を見ながらロボットのハンドルを操作して手術を行うようです。

メリットはいくつもあります。

開腹する傷口が小さくて済むし、出血も少なくなる。そして何より、患部をカメラで拡大して確認しながら行えるので正確に目標の部位を切除できる、というようなことが挙げられるそうです。それでさえ、手術室に入ってから出てくるまでに5時間近くかかったのに、ロボットが導入される前はどれくらいの時間がかかったのでしょう。つくづく医療技術の進歩に感謝します。間に合って良かった^_^

傷口は小さいのですが、ロボットを操作するために何カ所か小さな穴が開けられているようです。

注射されるときは絶対に針を見ないことを信念にしているわたしは、自分のお腹の現状をまだ自分の目で確認できてはいません、、、

今日ナースさんに傷口がどのあたりに何個あるか訊いて教えてもらいました。傷口は6個あったそうです。

昼食後に便通がありました。手術の日の朝以来三日ぶりです^_^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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山猫🐾@森の奥へ

似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。