森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

メスティンで炊き込みご飯を自動炊飯。缶詰を使った簡単レシピ付き!

メスティン買いました。

前から気になっていたんですが、背中を押してくれたのは、『ENJOY ! OUTDOOR』(アジェット・コレクション・ジャパン)という雑誌です。
第1号の付録がウッドストーブ、続く第2号の付録がメスティンでした。

エンジョイ!アウトドア(2) 2022年 6/15 号 [雑誌]

書店で見つけて、第1号と第2号をセットにして衝動買いしました。

上の写真、上がウッドストーブ(中の青いのは固形燃料)、下がメスティン(浸水したお米が1合入っています)です。
ところで、メスティンというというのは、炊飯も料理もできる洋式飯ごうのこと。キャンプ用品です。アルミ製の本体と蓋、ハンドル(持ち手)というシンプルな造りですが、熱効率がとても良いため、普通の電気炊飯器よりも美味しくご飯が炊けます。
しかも、炊くときに使うのが固形燃料。1合のご飯なら、固形燃料1個で炊きあがります。ウッドストーブに固形燃料をセットしてメスティンを乗せたら、チャッカマンで固形燃料に点火するだけです。強火だとか弱火だとか、火力の調整は一切不要。点火時に火力が強くて、しばらくして燃料の残りが少なくなるにつれて自然に火力が弱くなっていく。これが美味しく炊ける秘訣のようです。ちょうど旅館などの夕食で提供される釜飯を固形燃料で炊くのと同じ要領です。
固形燃料は二十数分で燃え尽きますから、その時間まで何もしなくて大丈夫。ほかの食事の準備を並行して行えます。
この固形燃料による炊飯を「自動炊飯」と呼ぶそうです。自動炊飯! なんて魅力的な言葉でしょう、、、😊
メスティンを使った
炊飯自体は、もちろん焚き火を使ってでも、ガスコンロを使ってでもできます。
ちなみに、
固形燃料は100均のお店で購入したものを使いました。3個100円(+税)です。お店によって固形燃料の重さが違いましたが、30g(燃焼時間20~25分)のものでも、25g(燃焼時間20~23分)のものでも、炊きあがりに違いは感じませんでした。

メスティン購入後、何度かご飯を炊いてみましたが、毎回美味しい炊きあがりでした。煮物蒸し物もできるそうですが、こちらはまだ挑戦していません。美味しい調理に成功したらまたご報告します。

 

 

初回は白ご飯を炊きました。『ENJOY ! OUTDOOR』の付録のメスティンには本体の内側に0.7合と1合の目盛りが付いています。初回はちょうど1合炊きました。
炊き方で肝心なことは、炊き始める前に十分お米を浸水させておくことと、炊きあがってからしばらく蒸らすことの二つです。
浸水の時間は季節によって違うようですが、今回は45分ほど浸水しました(夏場はもう少し短くて30分ほどでも良いみたいです。冬場だと1時間くらい)。蒸らす時間はメスティンの上下をひっくり返して15分です。

炊きあがりました。芯が残っていないのはもちろんのこと、焦げ付きもまったくありませんでした。とっても美味しかったです。
お米を洗ってから、浸水45分、炊飯25分、蒸らし15分、合計1時間25分、わが家のお米は無洗米なので、正味この時間で炊きあがりました。
無洗米を使うときは、通常の水加減より1合につき、大さじ0.5杯分くらい水を足した方が良いらしいです(今回もそうしました)。

 

 

炊き込みご飯 レシピその1

缶詰;いなばとりささみ低脂肪(缶詰の中身を中のスープごと加える)
お米;0.7合(炊飯の前に約40分浸水したもの)
にんじん、ごぼう;千切りを適量
しいたけ;1本をスライス
しょうゆ;大さじ0.5
酒;大さじ0.5
みりん;大さじ0.5
水;0.7合分(メスティンの内側側面に記されています)+大さじ0.5

味加減はやや薄めでしたが、芯も残らず美味しく炊き上がりました。
メスティンが1合炊きなので具材の分お米を減らしてお米0.7合にしています。
とっても簡単に作れました。
量が少ないですが、もともとはソロキャンプで使うものなので仕方ないです。
ちなみに、炊き込みご飯の具材の準備は、お米を浸水させている間にできてしまいます!

 

 

炊き込みご飯 レシピその2

缶詰;ホテイやきとりたれ味(缶詰の中身を中のスープごと加える)
お米;0.7合(炊飯の前に約40分浸水したもの)
にんじん、ごぼう;千切りを適量
酒;大さじ0.5
水;0.7合分(メスティンの内側側面に記されています)+大さじ0.5

缶詰のやきとりがたれ味でしたので、しょうゆとみりんは加えませんでした、、、が、加えても良かったかも。

 

 

ここまで3回行った自動炊飯実験がことごとく大成功を収めたので、気をよくした山猫🐾は、ダイソーへ出掛けて3合炊きメスティンを購入するに至ったのです。1合炊きではどうしても家族4人で食べるには量が足りなかったものですから。

3合分の炊飯ですので、火力を固形燃料2個に増量しましたが、それ以外の手順は同じです。

 

 

炊き込みご飯 レシピその3

缶詰;HOKO 宝幸 あさり水煮 130g缶(缶詰の中身を中のスープごと加える)
瓶詰;なめ茸(えのきたけ味付け)1/2瓶
お米;2合(炊飯の前に約40分浸水したもの)
にんじん;千切りを適量
薄揚げ;1/2枚を千切りに
しょうゆ;大さじ1
酒;大さじ1
みりん;大さじ1
水;2合分(メスティンの内側側面に記されています)+大さじ1

3合炊きメスティンでしたが、具材を加えるのでお米2合で炊きました。それでも、火力は固形燃料2個で十分でした。今回は、少しだけお焦げができましたが、お焦げも含めてとても美味しくいただきました。

 

 



 

 

 

 

 

 

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山猫🐾@森の奥へ

似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。