次男Kはこの春、高校生になりました。
フリーの楽曲を探してきて、それをもとにミュージックビデオを創る映像制作に楽しさを見つけているようです。
夏休みに入って時間に余裕ができた(暇をもてあましている…)ようなので、「森の奥へ」のプロモーションビデオを創ってもらうことにしました。
もうすぐわたしがこの「森の奥へ」というブログを書き始めてから2年になります。
その区切りの意味でKに頼んでみました。
蝉の声がBGM、時間は34秒です。
ちなみに、この記事の冒頭にある山猫の看板もKの作品です。
ちょうど1年前の夏、「森の奥へ」を書き始めてから1年経ったころに描いてくれました。
では、「森の奥へ」プロモーションビデオです。
よろしくお願いします。
街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。
いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。
でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。
仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。
わたしがブログ中で使った写真を何枚か用意し、Kにはそこから数枚選んで作ってもらいました。
わたし(父)が書いた言葉からどんなふうにイメージを膨らませて、どの写真を選んで作ったのか、次男Kの感性に少し触れることができたように思います。
親バカです。ごめんなさい(^^;
以下は、今回わたしがKに選んでもらうために用意した写真です。
スマホを持ち歩くようになってから写真を撮るのが好きになりました。
草木の揺れるさまや花の色、雲の流れ、木漏れ日や朝焼けの空、月明かりに心が惹かれます。
そして、日々、家の庭や通勤路で見かける風景を写真にしています。
今年の春、中学校の卒業前にKが色紙に書いた、これからの目標です。
去年の秋はこれでした。
こたつの冷たいバージョンないかなぁ。
今、部屋から出てきたKが、記事を書いているわたしのパソコンのモニターを覗き込んで言いました。
自分の部屋から出てくるのは、たいてい創った動画の変換作業(エンコード)に取り掛かってパソコンが使えないときです。
たぶん、今もそうだと思います。
暇になったから親の相手をしてくれています。
こたつの冷たいバージョン。
それがあったら、こたつのもふもふに包まれながら涼しさも味わえるのに、、、
と、夢見るように語ってくれました。
次男Kの心の中にあるのは、ただただ、猫への憧れかもしれません。
もう十分、気ままに生きてると思うけどな(^^;