森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

バリピルさんに似顔絵を描いていただきました。

 
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インフルエンザで先週いっぱい仕事を休みました。

で、体調が落ち着いてきたなぁーと思っていると今度は三連休です。

先週から数えてみればなんと十連休になります。

そのほとんどを寝てすごしたとは言え、けっこう長期の休みとなりました。

これはラッキーなのかなんなのか。

こんなに休むと普段のペースに気持ちを戻すのがけっこうキツイかも、と少し不安に思っています。うそです。本当はまだ寝たりません。

あと一日あります。しっかり寝て過ごしたいです。

それにしても、インフルエンザは大変でした。

病気の正体が分かっており、その治療薬もあり、あと何日で治るという目安もはっきりしていてあの辛さでした。身体の痛みが和らぐまでけっこう長く感じられました。

治療法が確立されていなかった昔はさぞかし恐ろしい病気だっただろうな、と今更ながらに思います。

 

 

今回病気をしたからというわけではありませんが、これから先のことについて最近よく考えます。

残り時間が見えてきたからだと思います。

たとえば、十連休最後の日である明日をどうやって過ごそうか、とか。

定年までの数年でどんな仕事ができるだろうか、とか。

定年後は何ができるだろうか、とか。

残り時間を明確にすればするほど、何かをしないといけないように気が急かされます。

夏休みが残り数日になって初めて、し残した宿題の多さに気づいて大慌てをする、みたいな感じかもしれません。

情けないのは、自分が何をし残したのかがはっきりしないということです。

何か大きなことに挑戦するという生き方をしてこなかったので、大きな成功とか失敗とかとは無縁でした。

だから、深く後悔しているものはありません。

で、本当に悔いがないのか?

を考え始めると、いつかどうしようもないくらい怖くなる瞬間があります。 

何十年という長い長い時間を自分はどれだけ無駄に生きてきたか、、、

 

 

 

ところで、

バリピル宇宙さんに似顔絵を描いていただきました。

バリピル宇宙さん(id:uchu5213)は、北海道にお住まいのブロガーさんで、毎回とても楽しい記事を書いて笑わせてくださいます。

なかでも得意とされているのが似顔絵です。

uchu5213.hatenablog.com

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山に潜伏中の指名手配犯ではありません。

わたしの似顔絵です。

左が「山猫@アマゾンの森」、右が「山猫@六甲の森」でしょうか。

 

少し前のバリピルさんの記事に

わたしにもいつか似顔絵描いてください(^_^)

とコメントしたのを目に留めてくださって、快く引き受けていただいたのです。

描いていただくにあたって何度かメッセージをやり取りしましたが、そこで触れたバリピルさんの温かさ優しさに心を熱くしたこともあります。

そして、何かを発信したいと思って書き始めたブログが少しずつわたし自身の世界を広げていってくれているのを実感してもいます。

なんだかワクワクしている自分がいて、くすぐったくて気持ち良いです。

自分は自分だけの力で生きているのではなく、人によって生かされている。

そしてまた、その人を生かすのも自分。

人を生かすことで、さらにまた自分も生かされる。

そんなぐるぐる回る人の繋がりを思っています。

 

 

バリピルさん、ありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

  
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