森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

朝まだきミニヒマワリに鳥の声 ~ロシアのウクライナ侵攻;6月20日~7月2日の朝刊見出しまとめ~

ロシアのウクライナ侵攻について、自分用のmemoとして、この間の新聞朝刊一面の見出し(ウクライナと国際情勢に関係するもの)をまとめています。なお、日付と見出しは山猫🐾家で購読している産経新聞に拠っています。

ウクライナ侵攻開始から4カ月が過ぎました。長引くウクライナ侵攻に対して西側諸国が抱いている感覚を次の記事が的確に表現していると思います。

英紙フィナンシャル・タイムズが今月、「西側が感じ始めたウクライナ疲れ」とするコラムを載せてから、欧米や日本のメディアが「ウクライナ疲れ」「ゼレンスキー疲れ」という言葉を使うようになった。
(中略)
国際社会の空気を感じとったゼレンスキー氏は22日、カナダの大学生に向けたオンライン演説で「誰もが戦争にうんざりしている。どうかウクライナで戦争が続いていることを忘れないでもらいたい。戦争を理由に疲れないでほしい」と訴えた。
(中略)
世界経済を混乱させている主犯がロシアであることを忘れていないだろうか。私たちが抱く疲労感は「ロシア疲れ」と呼ぶのがふさわしい。
(「産経新聞」6月25日朝刊より)

経済だけでなく、世界全体を混乱させているのがロシア。
どんなに時間がかかっても、ロシアが得をする結果だけは許してはいけない。そう強く思います。

 

 

2022年6月20日(月)
一面に記事なし

2022年6月21日(火)
・露情報収集艦北海道を周回 5~6月 自衛隊や米軍監視か

2022年6月22日(水)
・「露、120万人強制連行」ウクライナ 東部、激しい戦闘続く
・露、新型ICBM年末配備 プーチン大統領見通し

2022年6月23日(木)
・ウクライナ、独製兵器配備 飛び地巡り 露、リトアニアに警告

2022年6月24日(金)
・露、東部2集落制圧 ウクライナ人記者処刑か

2022年6月25日(土)
・ウクライナ「EU候補国」 首脳会議 露牽制、スピード承認
・「疲れ」一蹴 結束の1週間に

2022年6月26日(日)
・ウクライナ支援拡大 米国の覚悟

2022年6月27日(月)
・露産の金 禁輸合意へ G7サミット開幕 日米英など方針

2022年6月28日(火)
・G7露石油価格に上限検討 ゼレンスキー氏、支援要請

2022年6月29日(水)
・NATO 中露対抗で変革 事務総長 新戦略概念を採択へ

2022年6月30日(木)
・フィンランド・スウェーデン NATO 北欧2国加盟へ トルコ、支持に転換
・動いたバイデン氏 水面下の調停奏功

2022年7月 1日(金)
・ウクライナ 米、1000億円追加軍事支援 NATO閉幕 中露脅威に「団結」
・中露は反発
・歴史的会議 日本にも重責

2022年7月 2日(土)
・サハリン2 露に移管 大統領令 日本制裁の報復か

 

 

 

以下はウクライナ侵攻について拙ブログで書いた記事と俳句です。

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tweet句は5月23日から5月27日までの句です。お目汚しごめんなさい。

 

 

羽根持たぬ向日葵咲いてここで枯る

やわやわした綿毛を持つタンポポの種も、風が吹かない日に花から離れれば真下に落ちます。羽根を持たないヒマワリの種も、巣に持ち帰ろうとする鳥に運ばれて飛んでいくかもしれません。でも、一度芽を出せばそこで枯れていくしかできません。わたしは車と電車に乗って森を出て、長く街で暮らしました。歩けるうちにもう一度森に戻りたいと思うこともありますが、もうすっかり街に慣れてしまいました。ここで枯れていくほかないのでしょう。

 

向日葵の種を蒔く明日来るやうに

どんな悪天候の夜でもやがて明けます。ひどい雨が降りしきる朝は視界が悪くて向こうが見通せないかもしれません。でも、夜は明けています。地球は回っているのですから。雨雲はやがて流れて消えていきます。いつか雨は上がります。雨上がりにはいつもの青空が必ず広がっています。
明けない夜はない。大好きな言葉です。この言葉を何度もつぶやいてつぶやいて生きてきました。

 

背が高く笑顔が似合ふ向日葵や

心が塞いでうまく笑えない。そんなときは向日葵を見ればいいのです。紫陽花や宵待草やビオラの花を見ればいいのです。笑おうとするから笑えない。笑顔を作ろうとするから笑顔になれないのです。それでもうまく笑えないなら向日葵と睨めっこ😆

 

地平まで続く向日葵の顔顔顔

桜の花は見上げる花。向日葵の花は見下ろす花。桜の花は並木になって横に並んで咲いている。向日葵の花は見渡す限り。顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔。泣き顔はいらない。笑顔で世界を埋め尽くします。

 

向日葵を見上ぐる我ら小さき人

ぐんぐん背が高くなり、わたしたちの背を追い越して、さらにどんどんどんどん高くなって、向日葵は陽射しを遮るばかりの大きさに。気がつくと、向日葵だけじゃなくて、ほかの花も草も虫たちも、みんな大きくなっています。向日葵が大きくなったんじゃなくて、わたしたちの方が小さくなったのです。心の話です。

 

 

 

 

朝まだきミニヒマワリに鳥の声

夜明け前の空に一番乗り。
鳥の声がこだまします。
ウクライナを忘れないように蒔いたミニヒマワリの花が咲きました。

First in the pre-dawn sky
Birdsong echoes in the air
The miniature sunflowers sown to not forget Ukraine have bloomed

Hey, Putin?

 





 





 

 

 

よければtwitterものぞいてみてくださいね。山猫 (@keystoneforest) | Twitter

 

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山猫🐾@森の奥へ

似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。