森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

入院九日目

入院生活九日目になりました。
連日猛暑とのこと、お見舞い申し上げます。
わたしの体に付けられていた管が、昨日すべて抜けてしまいました。最後まで残っていたのは尿の管でした。点滴の針が抜けたあとの傷や痛みは数日あればすっかり消えてしまいますが、尿の管が抜けたあとはそう簡単にはいかないようです。しばらく休んでいた膀胱が、なんの前触れもなく、さあ今日から働け! と言われて、ちょっと困ってるという感じの昨日、今日でした。排尿障害です。トイレ滞在時間がこれまでの人生のなかで一番長い一日だったかもしれません。と、この話題はここまでにします(^_^;

ちょうど一年前のことです。神戸市では夏休みを利用して、学校職員の健康診断を行っています。8月の終わり頃その結果が返されました。血圧とかコレステロールの数値が高めなので、毎年のように食生活の改善を勧める文章が添えられています。ところが、去年はさらにもう一つ、PSA値が高いことを指摘していました。しかも、精密検査をすぐ受けるように、とのことでした。

PSAというのは前立腺から分泌されるタンパク質のことで、この数値が高いと前立腺がんの可能性が疑われるのだそうです。わたしの場合、数値が高いといっても、基準値の上限ギリギリというところでした。

精密検査を受けた結果を役所に報告しないといけないので、とりあえず、近所の泌尿器科を訪ねることにしました。日記をみると、通院したのは9月19日となっていました。診断結果をもらってから1ヶ月ほど経っています。これだけ放っておいたのですから、危機感みたいなものは、そのときのわたしにはまったくありませんでした。

その日はエコー検査と採血。エコーでは特に異常はみられませんでした。採血の結果を1週間後に訊きに行くということでその日は終わりました。それが、今回まで続く病院通い、検査通いの始まりでした。

実は、わたしが今いる7階病棟に入院するのは今回で3回目になります。一泊二日の検査入院をこれまでに2回この病院で受けました。1回目の検査入院のことは、入院しているのがわたしじゃなくて母親だということにして、こっそりと記事に書きました。

 

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今日はここまでにさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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山猫🐾@森の奥へ

似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。