森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

定年を迎えました(^^;

 
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わたし山猫🐾は令和3年3月末日をもって定年を迎えました。

3月31日は最後に退職辞令(だったかな?)を受け取って職場を出ました。
あれこれ挨拶を交わすのが性に合わないので、わたしは目立たないように視線を下げて職場を辞しました。何気なく退勤のタイムカードをスキャンすると、退勤時刻は17時15分を示していました。定時ぴったりです。
勤続37年でした。

 

 

それで、その翌日からどうしたかと言うと、実は、定年=退職ではなくて、4月1日からもこれまでと同じ教職という仕事に就いています。再任用という身分でフルタイムでの勤務です。
すでに4月はあと数日となりましたが、仕事内容はほとんど変わりません。変わりませんが、再任用ですので、お給料は大幅に減額されます。納得いかない思いはありますが、このご時世です。60歳を過ぎても働けることに感謝するしかありません。
お給料は別として、一番大きく変わったのは職場です。新しい職場はこの春開校した学校です

わたしにとって、今回の職場は初任校を含めて7つ目になりますが、異動のたびにそこそこのストレスを味わってきました。
ですが、今回はこれまでと事情が違いました。何しろ、
新しい職場はこの春生まれたばかりなのです。なので、環境が変わったのはわたしだけでなくて、み~んな一緒です。
校舎も教室も机も椅子もみ~んなピカピカです。一緒に働くことになる先生たちも気持ちはみ~んなピカピカです。みんなで同時にスタートを切ることになりました。
異動のストレスはお陰でほとんど感じることはありませんでした
知らない場所で、知らない人たちと仕事をする、、、同じ仕事をしていても一つ一つが新鮮です。こうした環境を非日常と言うのでしょう。
その新鮮な職場で、わたしは大好きな非日常を日々感じつつ働くことができています。

 

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定年のお祝いにいただいたお花です。
残念ながら、新型コロナのために送別会はありませんでした……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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山猫🐾@森の奥へ

似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。