26年前、わたしは神戸市兵庫区で震度7の揺れを経験しました。その記憶を日記とパソコン通信のログとで振り返っています。あの日から21日目です。
2月6日(月)
今日から、罹災届け・義援金申し込みの受付業務に変更になるので、明けの日だったが新しい仕事内容の確認のために出勤した。仕事は公会堂内で申し込みに来た人を誘導する係だった。来庁者は多かったが、それほど複雑ではない。
仕事の内容を確認すると、9時すぎに区役所を出る。郵便局で郵便物を受け取り、帰りにローソンで昼食を仕入れる。昼間から飲むつもりだった。帰ると玄関の前でポチと目が会った。ドアを開けるとポチはいそいそと僕より先に家に入っていく。しばらくポチを膝に乗せ、味醂干しをやる。
その後は、僕の食事に付き合わせることにした。2階まで呼ぶとポチは敷いたままにしていた僕の布団をよけて、おそるおそるという感じで部屋に入ってきた。僕は焼きそば、ポチには焼き鳥を食べさせながら酒を飲む。
※それにしても、不謹慎にも飲んでばっかり。ブログに投稿するにあたって改ざんしようかとも思いましたが、そのままにした方が山猫🐾らしいかと思って、書き換えないことにしました。
ポチとの出会いは不思議でなりません。猫も非日常の出来事の中で独りぼっちが寂しかったのでしょうか。
※下のリンクは震災当日の記録です。
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イラスト/バリピル宇宙さん (id:uchu5213)