森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

子供が歳をとるのは成長なのに、親が歳をとるのは老化。。。

 
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子供たちが小学生だった頃、夏休みには必ず海に行きました。

海辺にあるオートキャンプ場のログハウスで1泊か2泊。

海で泳いだ後は、温泉につかって汗を流します。

日焼けした肌に思いっきりお湯がしみます。

キャンプ場に戻る途中、地元のスーパーマーケットに立ち寄ってその日の食材を買い込みます。

ビールとジュースも、もちろん山のように。

キャンプ場に戻ってくると、のんびりしている暇はありません。

浮き輪やボートを洗って干して、それより何より、陽が沈む前に、BBQの準備を済ませておかないといけません。

ログハウスの庭に、折りたたみ式のテーブルやイスをセットします。

波の音を聞きながら子供たちと一緒に炭火を起こします。

木炭が燃える匂いと煙と、蚊取り線香の匂いが辺りに立ち込めます。

海辺のBBQの食材はシーフードに限ります。

海老やホタテ貝を網で焼いて、鯛が安く手に入ればホイル焼きも。

焼きながらビールが何缶も空いて、ようやく食べ始める頃にはもうすっかり陽は沈んでしまっています。

よく行ったのは福井県大飯にある赤礁崎オートキャンプ場と淡路島の淡路じゃのひれオートキャンプ場です。

どちらも人気のキャンプ場なので何ヶ月も前に予約を取らないといけませんでした。

 

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8年前の夏の写真です。

左が長男Mで、右が次男K。

2人はそれぞれ、大学生と高校生になりました。

 

子供が歳をとるのは成長なのに、親が歳をとるのは老化。

子供たちと一緒に歳をとっていくのに、子供たちとの距離はどんどん離れていく気がします。

 

いつまでも、、、子供たちと一緒にキャンプに行ったり海で泳いだりして過ごしていたかったなぁ。

 

何年もキャンプに行っていません。

おそらく、一緒にこうした時間を過ごすことはもうないんだと思うと切ないばかりです。

 

 

 

 

 

でもね、温泉なら一緒にきてくれるんです。

子供たち2人とも大の温泉好き。

先週の金曜日、有馬温泉に行ってきました。

 

 

 

温泉に入った後は、冷たいスイーツを一緒に食べました。

仕方ない。

これでいいか(^^; 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
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山猫@森の奥へ
似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。