森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

わが家の「ワレモノ注意!」たちへの避難指示解除~大阪北部地震その後

 
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6月18日に発生した大阪北部地震について触れた前回の記事にたくさんのお見舞いコメントをいただきました。

b204638b204638さん、happy-ok3happy-ok3さん、anneseaanneseaさん、sufuretansufuretanさん、mraka2015mraka2015さん、mamichansanmamichansanさん、keiko-blogkeiko-blogさん、toikimitoikimiさん、sumino72sumino72さん、ColdSnapColdSnapさん、URURUNDOURURUNDOさん、soboku-kobesoboku-kobeさん、konma08konma08さん、leviteslevitesさん、MyouGirlMyouGirlさん、

ありがとうございました。

そのほか、ブックマークや☆をつけてくださった方々、ご心配ありがとうございました。

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6月26日、

わが家の「ワレモノ注意!」たちへの避難指示は解除され、それぞれのホームポジションに戻ることができました(^_^)

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手前右に見えるのは、育成中の貝割れ大根。

去年の秋に植えた大根が年を越して花を咲かせ実をつけたので、ついでに貝割れ大根にならないかと実験しているところです。 

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一つ一つの豆のような袋の中に4,5粒の種が入っています。

これ以外はまだ収穫せずに、熟すのを待って畑にそのまま置いています。

 

「ワレモノ注意!」たちの左手前にあるのは水晶です。

この日は月光浴待ち。

翌27日が満月でした。

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雲の合間に見つけました。
街灯りがなければ、もっと輝けるのに(^^;

 

 

 

 
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大阪北部地震による大阪、京都、奈良、兵庫の4府県での被害は6月30日時点で、住宅被害が2万1451棟、人的被害は死者4人、負傷者は428人、とのことです。

 

これ以外で特徴的だったのは、前回の記事でも少し触れましたが、ライフラインが寸断されたことによる二次被害、特に今回の地震では公共交通機関の途絶による被害だったと思います。

被害とは言っても、具体的には多くの方々がその当日、通常通りに出勤できなかった帰宅できなかった、学校に行けなかった帰れなかったという大変な不便を体験された、という程度でおそらく済んでいるとは思います。

わが家のレベルで言えば、梅田駅で立ち往生を食ってしまった長男Mが長時間駅で待ち続けたために体調を崩してしまったということと、その日休講になった大学の講義の補講が土曜日に入ることになり、休みが一日減ってしまったということ、くらいでしょうか。

ですが、地震の規模がもう少し大きくて実際に鉄道の路線に異常が発生するほどだったら一体どうなっていたのか、職場や学校から帰宅できなくなった人々や駅で足止めを食ってしまった人たちの行き場をどうやって確保すればよかったのかなど、課題はいくつもあるだろうと思います。

阪神淡路大震災の発生は早朝でしたから、ほとんどの人はまだ家にいました。

通勤通学の時間帯で起こった今回の地震は、その課題を再認識させてくれたように思えます。

とりわけ通学の場合、小学校の児童が学校に向かう路上で地震発生に遭遇したとして、揺れが治まった後、学校と自宅とどちらに向かうべきだったでしょうか。

学校にいる時間帯に地震が発生した場合、どうやって帰宅すればいいのでしょうか。

 

わたしが住んでいる神戸市では、こんなふうな取り決めがあるようです。

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「震度5で学校へゴー」です。

こんなときに駄洒落はいらないとは思いますが、覚えやすくする工夫と言うことでしょう。

実は、わたしは今回初めてこの合言葉を知りました。

わが家にもかつて小学生だった子供が2人いますが、この合言葉は聞いたことがありません。

ですので、ごく最近考えられた地震発生時の措置なのかもしれません。

今回の地震で、実際にこの合言葉に則って対応した小学校がいくつもあったと聞きます。

登下校中だったらどうするのか、とか、震度4だったらどうするのか、とか、議論の余地はいくらでもあります。

ですが、大切なことは、実際に震度5近くの地震を経験して、この措置をどう見直していくかということ、そして、全国的にこうした課題にどう取り組んでいくかということだろうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

  
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山猫@森の奥へ
似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。