8月14日(日)第一日目 〈神戸から東京へ、皇居周辺散策〉
第一日目は東京駅から江戸城、皇居周辺を散策する予定にしていた。
そのため、往路は途中下車はせず、できるだけ早く、まだ明るいうちに東京に着くことをめざした。だから、昼食は電車内でとることにして、神戸駅のコンビニでおにぎりとパンを購入した。
******************************************************************************************************
7時01分;神戸駅発〜(新快速・近江塩津行き)〜8時55分;米原駅着
・米原駅6番ホームから8番ホームへ移動
9時17分;米原駅発〜(特別快速・豊橋行き)〜11時25分;豊橋駅着
・豊橋駅6番ホームから7番ホームへ移動
11時42分;豊橋駅発〜(普通・浜松行き)〜12時15分;浜松駅着
・浜松駅2番ホームから4番ホームへ移動
12時29分;浜松駅発〜(普通・興津行き)〜13時14分;島田駅下車
・島田駅1番ホームから3番ホームへ移動
13時25分;島田駅発〜(普通・熱海行き)〜15時08分;熱海駅着
・熱海駅3番ホームから5番ホームへ移動
15時12分;熱海駅発〜(快速アクティ・宇都宮行き)〜16時47分;東京駅下車
******************************************************************************************************
これらの電車の乗り継ぎ方はiPhoneアプリの乗換案内plus・18きっぷ検索で調べるとすぐに教えてくれた。
電車の乗り継ぎは、始発から終点まで電車に乗って、終点から先はそこを始発にする次の電車に乗り継ぐという単純なものではない。かならずしも、終点駅=次の始発駅ではないからだ。
座席を効率よくゲットするためには、始発駅から電車に乗るのが可能性が高い。それを考えて、その乗り継ぎ方をこのアプリは教えてくれるのだ。それも、普通・快速列車(新快速等含む)だけを利用する乗り継ぎ方を。
もちろん、それは時刻表を調べても分かるが、plusの1か月間の利用権が360円だから、時刻表1冊買うよりもはるかに安い。
今回の乗り継ぎでみると、島田駅での下車がそれにあたる。終点の興津まで乗ってしまうと、結局はあとから来る島田駅始発の電車に乗り込むことになり、それではもう座席が埋まってしまっている、ということになりかねないのだ。
これとは別に、始発駅から乗るにしても、乗車位置の前の方に並んでいないと意味がない。そのためには、何番ホームに電車が到着して、次の電車は何番ホームから乗るのか、ということも重要な情報になる。でも、これは不確定のものらしく、ネットで調べてもはっきりしたことは分からなかった。
上に一応それを書き留めたが、今回の乗り継ぎ限りの情報になるのかもしれない。
もうひとつ、前から何両目に乗ればホームを渡る階段に近い位置に停車できるかは、ネットで調べればある程度のことは分かるようだ。でも、今回は階段のことはあまり気にしなかった。
今回の乗り継ぎは10時間近い長旅になる。より重視したのは、トイレに近い車両に乗る、という点だ。トイレは、快速、新快速、特別快速の一番西側の車両に付いている。だから、必ずその車両の近くに乗ることにした。
困るのは、静岡県内を走る普通電車だった。兵庫から大阪、京都、滋賀、岐阜、愛知、静岡、神奈川、東京までを移動する中で、一番東西に長い、つまり一番通過する距離が長いのが静岡県なのだが、ここには普通しか走っていない。そして、その普通電車には必ずトイレが付いているとは限らないのだ。
今回の旅では、浜松駅から乗った興津行きの普通列車にはトイレがなかった。さらにその電車だけたったの3両編成だった。そこまで乗った電車は短くても6両編成だったのに、ここだけ短い。
乗客の多くは山猫たちと同じ青春18きっぷを使った旅行者のように見えた。リュックを背負った風体を見れば大体そうだと想像がつく。電車の乗り換えのたびに同じような風体の者が団体客のようにぞろぞろとホームを渡っていくのである。先頭の方はたいてい走って移動していた。
で、同じ乗り継ぎを続けてきた青春18きっぷ旅行者の集団が、そこまで比較的ゆったりと座席に座った旅ができていたのに、なぜか急に座席数が半分に減り、ギュッと窮屈に押し込められたような感じになってしまうのだ。暑苦しいったらなかった。ヒトのことを言えた義理ではないが。
ちょうどお昼どきがこの電車だったので、あとで食べようと残していたパンを食べ忘れてしまった。
トイレのことだが、この次に乗った島田発熱海行きの普通電車は6両編成で前から3両目にトイレが付いていた。