森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

「自分とはどんな人間なのか」近いほどよく見えるのに、近過ぎるとかえって見えない。 **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート19

早いもので、もう1月最後の週末です。 いまさらながら、ですが、今年の抱負を考えています。 抱負というか、これから先の自分について、考えています。 近いほどよく見えるのに、近過ぎるとかえって見えない。 あ、老眼の話ではありません。 その見えないも…

一期一会の出会いが人を豊かにしてくれるのかもしれません。 **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート18

冬場のこの時期、喘息の症状に悩まされます。 寒暖差が引き金になるようです。 始終喉に何かが絡んで不快です。 むせるような咳が出て止まらなくなることがあります。 吸入の薬が切れたので、昨日の土曜に病院に行ってきました。 風邪が流行っています。 待…

23年目の1月17日、新月の夜です。新月は地上からは見えない月です。

23年目の1月17日、新月の夜です。 今夜の空を確かめたくて駅から歩いて帰りました。 わたしの家は山の中腹にあり、駅から山を登ります。 駅前にあるバス停には数人の列ができていました。 すぐにバスが来るようです。 ですが、わたしはバス待ちの列に並…

神様なんて、だいっきらい。

神様なんて、だいっきらい。バチあてやっからな。 ルパン三世の言葉です。 好きとか嫌いとか、それは同じ人間を相手に思うこと。 好きとか嫌いとかの対象に神様はなりません。 でも、そもそも神様って、仏様って、人を救ってくれる存在のはず。 それがどうし…

23年前のあの夜、街灯りが消えた神戸を満月が見下ろしていました。

て 今月、2018年1月には満月が2回巡ってきます。 ブルームーンと呼ぶそうです。 1月の満月で一番に頭に浮かんだのは、23年前のあの夜の満月でした。 街灯りが消えた神戸を満月が見下ろしていました。 暗闇に浮かぶ満月は怪しいほど明るく見えました…

「小石のように」 これから生まれてくる君への手紙 (創作短編小説)

この冬、君の父はしつこい風邪に悩まされた。 年が明けてから十日ほど喉の痛みが続き、体の節々もだるくて仕方なかった。ようやくそれが治りかけると今度は熱がひどくなった。咳が止まらず、深夜に咳き込んでは目が覚めてしまうことがしばしばあった。初めて…

決戦の場はリビングの円卓。新春恒例家族ゲーム大会(^_^)

年が明けてから1週間が過ぎました。 子供たちが通う学校では、今年は成人の日が8日になったおかげで冬休みが1日プラスされています。 今日の日曜日の先にさらにもう一日お休みが残っているわけですから、ちょっと得した気分に子供たちは浸っているようで…

家族みんながそろって過ごせるお正月はあと何回あるだろう。

お正月が終わりました。 お正月の期間を松の内と言いますね。 関東では7日くらいまで、こちら関西では15日までがそれにあたります。 明日7日に七草粥を食べられる方もいらっしゃるでしょうか。 大晦日のこと 大晦日の夜はお寿司とお蕎麦。 わたしの家で…

実は自分が変わった人だった。 **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート17

実は自分が変わった人だった。 自分とは全然違う食べ方をしている人、使い方をしている人、考え方をしている人に気づいて、最初はその人を変わった人だと思い、冷静に周囲を見渡してみると、実は自分が変わった人だったと気づかされることがあったりしますね…

新年三日目、お餅を食べてしまったので豆腐白玉団子を作ってみました。

新年三日目、ようやく初詣に行ってきました。 こちらの神社のシンボルは弓から放たれた矢に乗る八咫烏です。 御影石で作られたサッカーボールが本殿の横にありました。 で、本題ですが、お正月用に用意していたお餅を昨日で食べてしまったので、今日はお団子…