森の奥へ

街の喧騒に惹かれて森を出た山猫はいつの間にかずいぶんと歳をとった。いつかもう一度故郷の森の奥へ帰りたいと鳴くようになる。でも、街の暮らしはなかなか捨てられるものじゃない。仕方ないから部屋の壁紙だけ森の色に染めてみた。

土鍋でご飯を炊いてみた。本格的ごはん鍋 vs ダイソーの200円土鍋

ごはん鍋が届きました。 ごはん鍋届いた(^_^)先日、友人が結構式を挙げたときの引出物。カタログから選ぶ形式だったので、わたしは前から欲しかった「ごはん鍋」を迷わず選びました。2合炊き鍋なので、家族が4人いる我が家では使うタイミングが難しそ…

じと目ってどんな目? 良心がないから嘘をつく、果たしてわたしは良心を持っているのか。

じと目ってどんな目? 夕食中、次男Kに訊くと、 目を細くして、まぶたが線で、上目遣いみたいになってるやつ、、、 と言いかけ、茶碗を置いて椅子から立ち上がり、紙とペンを取って戻ってきた。 さらさらっとKが描いてくれたのが、どんぶり鉢を真横から見…

クリスマスイブの雨、今夜サンタを卒業します。

神戸では夕方から雨になりました。 イブの雨となると、どうしても頭にあの名曲のフレーズが聴こえてきます。 ♫雨は夜更け過ぎに、雪へと変わるだろう でも、残念ながら、神戸では深夜も明朝も雪は降りそうにないです。 むしろ、今夜はいつになく暖かいくらい…

父の墓参。

車で片道2時間半。 父の墓参りに行ってきました。 墓参りを済ませておかないと新年が迎えられないという母の言葉を断れず、二人で往復5時間半ほどのドライブをしてきました。到着したのは午前10時前。父の墓は父の実家を見下ろせる山の中腹にありました…

冬至の朝

おはようございます。 冬極まれり。 冬至の朝です。 今日から先には春が待っています。 風邪ひきから喘息を再発させてしまって、しばらく伏せっていました。 あ、仕事もしていましたけど。 体調はようやく戻ってきました。 寒い朝ほど朝焼けは鮮やかです。 …

空知らぬ風 (創作短編小説) 5/5(結)

※初めてご訪問くださった方がいらっしゃいましたら、今回の記事は連載途中です。1回目はこちらです。 よろしくお願いします。 www.keystoneforest.net 今回は最終回です。 空知らぬ風 不意に、風が通り過ぎた。 風は皆が座っているござの端を煽るほど強く吹…

空知らぬ風 (創作短編小説) 4/5(転)

※初めてご訪問くださった方がいらっしゃいましたら、今回の記事は連載途中です。1回目はこちらです。 よろしくお願いします。 www.keystoneforest.net 今回は4回目、転の巻、です。 空知らぬ風 万年床とは言うが、人は万年も寝つづけてはいられない。 それ…

空知らぬ風 (創作短編小説) 3/5(承その2)

※初めてご訪問くださった方がいらっしゃいましたら、今回の記事は連載途中です。1回目はこちらです。 よろしくお願いします。 www.keystoneforest.net 今回は3回目、承その2、です(^^; 空知らぬ風 咲が死んでから、正吉はまるで意気地がない。 万年床から…

空知らぬ風 (創作短編小説) 2/5(承)

※今回の創作は原稿用紙にすると40枚弱、文字数だけでは1万2千字ほどになります。これまで1記事につき数千字くらいまでの分量を目安にしてきましたので、どういう形でアップすればいいのか、少し悩みました。いえ、大げさに言いました。少し考えたくらい…

空知らぬ風 (創作短編小説) 1/5(起)

※今回の創作は原稿用紙にすると40枚弱、文字数だけを数えると1万2千字ほどになります。これまで1記事につき数千字くらいまでの分量を目安にしてきましたので、どういう形でアップすればいいのか、少し悩みました。いえ、大げさに言いました。少し考えた…